2010年2月12日金曜日

INtimeで例外がバグる

INtimeをいじりはじめた。
PC等にかなり制限が多い(IRQがWinと重複できない等)ので電気屋さんは大変だが、ソフト屋としてはVC++が使えるので他の組み込み環境よりはコーディングが楽だ。
# Eclipse+CDTは重いしソースコード管理が変だと思う。

で、使っているINtimeはver.3.13なのだが、リンクされるC++ランタイムにバグがあり、例外がまともに使えない。参照でcatchすると参照先アドレスがおかしいのである。実体catchならバグらないが、例外オブジェクトにエラー詳細情報を詰めているのでコピーコストが大きくなってしまう。

残念ながらver.3.13でのバグで、パッチリリースの予定はないらしい。4.0まで待たないといけないのか・・・メジャーバージョンアップ直後のOSは製品に使うのが怖いのだが。

他、ver.3.13にはqsort()にバグがあったりして、品質面で不安が残る。全体的にはVxWorksなんかより遥かに良くてコストが下がるので、移行すること自体は大賛成なのだが。